睡眠不足が引き起こす健康的リスク

ウエスト

女性専用&子連れOK
パーソナルジム #サラトレ 池尻大橋本店スタッフです🌈

本日は、「睡眠不足」が引き起こす健康的なリスクについて説明します!
何故そうなるのかという「理由」も含めて下記で説明しているので見てみてくださいね👌



■心血管疾患

心臓

睡眠不足によって交感神経が過活動になってしまい、それに伴って交感神経がコントロールしている呼吸、免疫機能、ストレスホルモンの分泌、血圧や心拍数など多くの機能に異常が起こります。心血管疾患においては、交感神経が過剰に働きすぎることによって心拍数が常に高くなってしまい、血圧も上昇します。

さらに追い討ちをかけるようにコルチゾールと言われるストレスホルモンの分泌が増加することでさらに血圧を上昇させてしまい、高血圧に。また、成長ホルモンの分泌も減少を引き起こすことによって高血圧で傷ついた血管の内壁の修復がうまく行われず、血管がだんだんともろくなってしまうという悪循環に陥ります。その結果、アテローム性動脈硬化が進行し、心臓発作や脳卒中などを引き起こす原因になります。



■肥満

ウエスト

睡眠不足になると、満腹感を知らせるホルモンである「レプチン」の分泌を減らし、食欲を刺激するホルモンの「グレリン」の分泌を増加させます。さらに「エンドカナビノイド」という物質が体内で増加することでますます食欲を刺激するようになります。

その結果、食べても満足感を得ることができずに過食になりやすいというわけです。実際に、4時間半睡眠と8時間半睡眠で比較した際に1日あたり330kcal多く食事をとっていたという研究もあるくらい食欲のコントロールに支障をきたします。



■糖尿病

糖尿病

インスリンが出ているにも関わらず、血液中の「ブドウ糖」を細胞が取り込まなくなってしまい、血糖値のコントロールを失わせます。つまり睡眠不足によって「インスリン抵抗性」が出来てしまうことで2型糖尿病を引き起こす原因となります。

4時間睡眠を6日間続けるだけでブドウ糖を細胞に取り込む能力が40%下がっていたという研究もあります。



■生殖機能の低下

性の悩み

睡眠不足の場合は、女性の場合は排卵や受精に影響を与える卵刺激ホルモンの量が減少することがわかっており、生理不順になる確率も上がります。また、男性の場合、男性ホルモンと言われている「テストステロン」の量が減少し、睾丸のサイズが小さくなり精子の量も減少します。現代において不妊で悩む夫婦が多いのはこの睡眠不足が原因かもしれません。



■がん

がん

睡眠不足は、体内の免疫システムの能力を低下させ、かつ体内の慢性的な炎症反応を引き起こすことによってガンの成長を促進させてしまいます。WHO(世界保健期間)やIARC(国際がん研究機関)でも睡眠不足を引き起こす夜勤の仕事には「発ガンの危険がある」と正式に発表しているくらい睡眠不足は危険因子になりえます。



■DNAの損傷

DNA

1週間6時間睡眠を続けた場合と8時間睡眠を続けた場合とで比較した際に711個の遺伝子が活動を乱されていることがわかっており、その遺伝子の半数の活動量は増加し、半数は活動を止めました。活動量が増加した遺伝子は、慢性的な炎症や細胞のストレス、心血管病を引き起こす要因があるもので、活動を止めた遺伝子は代謝活動の安定や免疫機能の強化に関係しているものだったという結果が出ています。つまり、身体に対して異常をきたし、健康を害する方向に遺伝子情報が悪化するということが分かっています。



最後に
いかがでしたでしょうか。
睡眠不足が与える悪影響は思ったよりも大きかったのではないでしょうか?

たかが睡眠不足と侮っていると重大な健康的リスクを抱える可能性があります。また、これら睡眠不足が引き起こすリスクは週末の寝溜めによって解消されるものではないので、毎日きちんと6-8時間程度の睡眠を確保することが大切です。なので、日頃から生活習慣はもちろんのこと日々の運動や食事も意識をして睡眠をしっかりと取れる仕組みや環境づくりを意識し、睡眠不足による健康的リスクを軽減させていきましょうね!

それでは!
今日も1日Happyに過ごしましょう✨


この記事を書いた人

女性専用パーソナルジム#サラトレ

女性専用&子連れOKのパーソナルジム 『#サラトレ』のスタッフです!パーソナルトレーナーとして専門的な知識を持った私たちスタッフが日々のブログを更新します!

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