冷え性改善へのアプローチ

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女性専用&子連れOKのジム#サラトレ池尻大橋店のYUKIです🌼
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今年も無事に立春を迎え、暦の上では春の始まりとなりましたが、冷え性の方はまだまだ寒さが辛い季節です。
今日は冷え性と改善方法について少し詳しくお話していきます!

体温調節の仕組み

私たち人間は気温が変化しても一定の体温に保とうとする「恒温動物」ですが、どのように体温調節をしているのでしょうか?

私たちのからだは

①血液の流れる量を変化させたり
②汗をかいたりする

ことで体温を一定に保つよう調節されています。

例えばこのような仕組みです。

皮膚から「寒さ」を感じる

脳の自律神経の中枢である「視床下部」に伝えられ、体温を一定に保つよう指令が出される

血管を縮めて血液をあまり流さないようにする

皮膚表面の温度を低く保ち、体内の熱が外に逃げないようにする

逆に、暑い時は血管を広げてたくさんの血液を流し、皮膚の表面温度を上げて熱を出したり、汗をかいて熱が逃げられるように調整されています。

そもそも冷え症とは?

外気温によって身体がある程度冷たくなるのは当然ですが、手足の末端がかなり温まりにくく、慢性的に冷えているような感覚がある状態冷え症と呼びます。

冷え症は、本来働くべき体温調節機能がうまく機能していない状態であり、身体の中から冷えるため、少しからだを動かしたくらいではなかなか温まりません。

手や足が冷たく感じるわけ

私たちの身体は重要な臓器が集まる身体の中心部を、脳や内臓の活動に最適な一定の温度(通常は37度前後)に保とうとしています。

特に寒いときは、からだの中心部に血液を集めて、体温を維持しようとします。そのため末端である手先や足先には血液が行き渡りにくくなり、温度が下がりやすくなって、冷えを強く感じるようになるのです。

ダイエットへの影響

人の免疫機能や代謝に欠かせない酵素が最もよく働くのは深部体温が37℃前後の時と言われています。つまり検温時の体温が36℃以下の人は、慢性的に体内酵素が働きにくい環境=代謝がスムーズに進みづらく、痩せにくいとも言えます。

冷え症の原因

体温調節の仕組みから、恒温機能不全の原因は下記のようなことが挙げられます。

▶︎自律神経の乱れ

ストレスや不規則な生活などにより、体温調節の命令を司る自律神経がうまく機能しなくなります。また、常に冷暖房のある生活をしていても室内外の温度差が激しくなるため、自律神経の機能が乱れます

▶︎皮膚感覚の乱れ
着圧下着やキツい靴などで身体を締めつけると血行が滞り、寒さを感じる皮膚感覚自体が麻痺することがあります。そのため体温調節の指令が伝わりにくくなってしまいます。

▶︎血液循環不良
貧血、低血圧や血管系の疾患がある人は、血流が滞りがちとなるので、酸素や栄養をきちんと届けられなくなり、冷えが生じます。

▶︎筋肉の量が少ない

女性や運動不足で筋肉量が少ない人も、筋肉運動による発熱や血流量が少ない為冷えやすくなります。

▶︎女性ホルモンの乱れ
ストレス過多や更年期により、女性の心身をコントロールする女性ホルモンの分泌が乱れると、血行の悪化を促進することがあります。

根本から冷え性を改善するには

手足の冷えの改善には、身体を温める食べ物を摂るのはもちろんのこと、以下に挙げられるような冷え症の原因を取り除くような根本にもアプローチすることが大切です。

▶︎生活習慣や過度なストレスの見直し

▶︎寒暖差対策

▶︎締め付けのある着衣は避けること

▶︎血行促進

▶︎適度な運動

とくに血液の流れの促進には、運動と合わせて末梢血管を拡張させる効果などが期待できる「ビタミンE」を摂取することもおすすめです。
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アーモンド、くるみ、アボカド、オリーブオイル、うなぎ、ぶり、かぼちゃ、豆類などを日常的に摂っていきましょう。



この記事を書いた人

女性専用パーソナルジム#サラトレ

女性専用&子連れOKのパーソナルジム 『#サラトレ』池尻大橋本店のスタッフです!パーソナルトレーナーとして専門的な知識を持った私たちスタッフが日々のブログを更新します!