猫背などの姿勢不良が作られるメカニズム

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女性専用&子連れOKのジム#サラトレ池尻大橋本店のりくです!

今回は「猫背」や「スウェイバック」「反り腰」などの現代における姿勢不良がつくられるメカニズムをお伝えします。

まず、皮膚や筋肉などにある「感覚器」と呼ばれるセンサーから「脊髄」や「脳」に情報が送られます。その情報をもとに「こういう姿勢をとりなさい!」という指令が筋肉へ伝わり、姿勢が作られています。

つまり「センサー」や「脳」が適切に働いていなければ、姿勢が悪くなってしまいます。特に現代は、センサーや脳が働きづらい環境が揃っているとも言えます。

以下に主な原因を記載いたします。

姿勢不良になる現代の原因

デスクワークの増加による運動不足
リモートワークやオンラインでの会議なども増えてデスクワークは多くなっていますし、SNSなども増えてスマホをずっと触っていることも多く、1日あたりの運動量がかなり少なくなりがちで、身体のセンサーが働く機会ががくんっと減ってしまいまっている。

ストレスの増加による自律神経の乱れ
さまざまな情報やめまぐるしい環境の変化もたくさんあり、ストレスも感じやすくなっており、自律神経も乱れる機会も増えてしまっている。

栄養不足
欧米食が進むことによっての栄養の偏りや土壌の変化も起こっていて、野菜やフルーツなどの栄養素が不足しやすくなっています。例えば、キャベツのビタミンCは昔に比べると半分以下になっているなどかなり栄養価も減少しています。

睡眠不足
令和元年「国民健康・栄養調査」(厚生労働省)によると、男性の37.5%、女性の40.6%の睡眠時間は6時間未満となっており、かなり短くなっています。また、「睡眠全体の質に満足できなかった」人の割合は男性 21.6%、女性22.0%。「日中、眠気を感じた」人も男性32.3%、女性36.9%と、睡眠に不満を持つ人が多い現状が明らかです。特に日本人の平均睡眠時間はかなり短く、十分な睡眠を確保できていないのでそのことも原因の一つです。

最後に....

前述したような環境の関係で脳の血流や機能が低下し、脳が働きづらい状況になっており、その結果体のセンサーからの情報が減少し、脳は身体の状態を把握できなくなり、命の危険と判断されてしまい、体がこわばってしまいやすくなり、姿勢が乱れてしまいます。

身体の感覚器のセンサーを適切に働かせてあげることで脳にも情報をしっかりと送ってあげることが大切なので、脳の血流や機能が低下してしまう原因を改善することを考えていきましょう!



この記事を書いた人

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