老化を防ぐファイトケミカル
女性専用&子連れOK
パーソナルジム #サラトレ 池尻大橋本店スタッフです🌈
今回は、抗酸化作用による老化予防や代謝の促進、免疫力向上、脳機能の強化などさまざまな働きがあると言われている「ファイトケミカル」について解説します。それでは早速言ってみましょう!
ファイトケミカルとは
直訳すると「植物性化合物」のことであり、植物が昆虫や紫外線など植物にとって有害なものから身を守るために作られた色素や味などを構成する成分のことを言います。その数は1万種類以上にも及ぶと言われていますが、現在明らかにされているものは約1500種類程度と未確認の成分もたくさん存在します。
ファイトケミカルの多くは抗酸化物質であり、健康を維持するために役立つ物質です。
なぜならガンを始めとした多くの病気は、身体の細胞や組織が酸化することが原因で起こるからです。
そんなファイトケミカルですが、何を摂ればいいのでしょうか。
実は皆さんの周りにもファイトケミカルを含んだ食べ物がたくさんあります。
ここではいくつかピックアップして記載します。
●カロテノイド類
主に緑黄色野菜に含まれる色素成分で抗酸化作用が強く、人参に多く含まれるベータカロテンやトマトに含まれるリコピンなどが有名です。
▼食材
人参、かぼちゃ、ブロッコリー、グリンピース、トマト、ほうれん草、マンゴー、スイカなど
●ポリフェノール類
植物の色素や苦みの成分で、細胞内外の活性酸素を除去します。赤ワインに含まれていることで有名です。
▼食材
赤ワイン、ごぼう、なす、レンコン、イモ類、緑茶、ブルーベリー、大豆など
※アルコールを含んでいるため赤ワインの摂取はお勧めしません。
●含硫化合物
硫黄原子が含まれている化合物で強い刺激臭で独特な香り成分が抗酸化作用を発揮します。血行を良くしたり、強い殺菌力があります。
▼食材
にんにく、ねぎ、玉ねぎ、わさび、からし菜、ブロッコリースプラウトなど
●テルペン類
ハーブや柑橘類の香りや苦みの成分であり、炎症の抑制、高血圧の予防やリラックス効果があります。
▼食材
グレープフルーツ、ゆず、オレンジ、ライムなど。
※上記以外にも唐辛子に含まれているカプサイシンなどの辛み成分やキノコ類に含まれている糖類関連化合物などもありますし、多くの食材にファイトケミカルが含まれていることがわかりますね!
最後に
ファイトケミカルを効率よく摂るための食べ方のコツをお伝えすると…
1.野菜やフルーツは皮ごと食べる
野菜やフルーツの皮に多く含まれている場合もあるので、皮ごと食べられる場合は皮ごと摂れるとオススメです。
2.カロテノイドは油と一緒に摂る
ニンジンやカボチャなどに含まれるβ-カロテンやトマトに多く含まれるリコピン、ほうれん草やブロッコリーに含まれるルテインなどは脂溶性のため油と一緒に摂ると吸収しやすくなります。
3.含硫化合物はなるべく加熱しないで摂る
含硫化合物のニンニクに含まれるアリシンや大根やわさびに含まれるイソチオシアネート、ブロッコリーやケールに含まれるスルフォラファンなどは熱に弱いので、これらを摂るなら加熱をせずに摂ることがオススメです!ただ、アリシンを含むニンニクや玉ねぎなどの野菜は生で摂り過ぎると胃が荒れる原因にもなるので量を調整しましょう。
ぜひ皆さんも、たくさんの種類の野菜や果物などを積極的に摂取して老化を予防し、病に打ち勝てる体づくりを行いましょう!
この記事を書いた人
女性専用&子連れOKのパーソナルジム 『#サラトレ』のスタッフです!パーソナルトレーナーとして専門的な知識を持った私たちスタッフが日々のブログを更新します!