どう選んでる?植物性ミルクの使い分け
女性専用&子連れOKのジム#サラトレ池尻大橋本店のYUKIです🌈
「ソイミルクに変更で」などのミルクカスタマイズはもはや多くのカフェで主流ですが、皆さんは何を基準にミルクを選んでいますか?😌
植物性ミルク人気の変遷
大手コーヒーチェーン店スターバックスでは現在「ソイ」こと豆乳、「アーモンド」ことアーモンドミルク、「オーツ」ことオーツミルクの3種類がミルクカスタマイズのオプションとして提供されています。
「ソイ」2001〜
「アーモンド」2020〜
「オーツ」2021〜
※スターバックス公式サイトより、全国展開の順
スターバックスではじめてミルクカスタマイズとして豆乳が提供されたのは、今から25年くらい前、カリフォルニア州の一部店舗だとか。
そもそもは乳製品へのアレルギーを持つ方や、ベジタリアン/ビーガン向けのオプションを提供する取り組みの一環だったそうです。
その後、他の地域や店舗でもオプションの導入が広がり、今では豆乳以外にも植物性ミルクの選択肢が増え、健康意識が高い人も安心してラテを楽しめるようになりましたね。
日本においてはいつから豆乳が流行り始めたのか?と気になって調べてみると、1980年代初頭には、健康志向の高まりからすでに一定量の調製豆乳が出荷されていたことがわかりました。
1983年と2022年の調製豆乳出荷量を比較すると、39年で約3.3倍ほど増加しているようです。
※豆乳等生産量等データより
ここ5年ほど豆乳飲料の出荷が横ばいとなっているところをみると、「アーモンド」「オーツ」「ココナッツ」「ライス」「ヘンプ」など、植物性ミルクの選択肢と市場認知レベルが上がってきたことが想像されます。
このように、現代において植物性ミルクは選択肢が豊富となっており、アレルギーや食事制限の無い方でも、多様な理由で選べるようになっています。
本日は、食事を楽しむ管理栄養士の観点から植物性ミルクの選び方を考察していきます😊
植物性ミルクの選び方
下記に、コンビニやスーパーで手軽に入手可能な3種類の植物性ミルクを比較してみました!
◯豆乳:おいしい無調整豆乳(キッコーマン)
◯アーモンドミルク:アーモンド効果(砂糖不使用、meiji)
◯オーツミルク:alpro オーツミルク オーツの甘さだけ(DANONE JAPAN)
※表一番上は参考までに、牛乳の栄養価を載せています
1.豆乳(ソイミルク)
古くから大豆製品がよく用いられる日本では、豆乳の流通が安定的かつ、植物性ミルクの中でも人気が不動です。その栄養価を見てみると、他のミルクに比べてたんぱく質、カリウム、マグネシウム、鉄分が豊富で、最も低糖質であることがわかります。(無調整豆乳の場合)
一方、豆乳は大豆由来の脂質もしっかりと含まれています。カロリー自体は牛乳とあまり変わらない点を抑えておきましょう。
また、コンビニ等で紙パックの豆乳飲料をご購入の際は添加物もチェックしてみてください。
私は豆乳を飲む頻度が高いので、できるだけ調製豆乳より無調整豆乳、かつ遺伝子組換えで無い国産大豆を使用したものを選んでいます。
2. アーモンドミルク
アーモンドミルクは甘みがあり、さっぱりとした味わいのミルクです。砂糖不使用のものだと糖質も低く、食物繊維とビタミンEが豊富です。
アーモンドというと脂質が高いイメージですが、飲料として販売されているアーモンドミルク自体の脂質は意外にも、他のミルクに比べても低く、そのために低カロリーです。
以上を考慮するとカロリーの面から、食事をしっかり摂った後に選ぶラテのミルクはアーモンドが良さそうですが、注意したいのは添加物の多さです。
砂糖不使用のものでもpH調整剤や乳化剤、食塩等の添加がされているものが多いので、個人的に毎日の習慣として摂取するのは気をつけています。
3. オーツミルク
オーツミルクはオーツ麦が原料のミルクで、食物繊維が豊富です。最も流通している商品はカルシウムやビタミンD、ビタミンB2等が添加されているようです。
オーツミルクも添加物の面ではpH調整剤や増粘剤の使用が気になりますが、脂質を抑えながらミルクの風味を楽しみたいときの代替として、優秀なミルクと言って良さそうです!
その他
以下3つは飲料として飲んだことはありませんが、今後流通の可能性を感じていて見つけたら試してみたいと思っています。
4.ココナッツミルク
ココナッツミルクはクリーミーで風味豊かな独特の香りが特徴です。日本ではカレーに使用されているのを見かけますが、脂肪分が豊富なのでカロリー過多に注意が必要です。
5.ライスミルク
ライスミルクの栄養価は他のミルクよりも低めですが、優しい味わいでクセが無いそう。
米を原材料として作られているので、他の植物性ミルクよりも外国産のものが少なく、国産にこだわる方には特におすすめです。今後様々な料理への応用が期待できますね。
6.ヘンプミルク
「ヘンプミルク」とは、ヘンプシード(麻の実)から作られるミルクのこと。「ヘンプシード」という言葉は聞きなれないかもしれませんが、麻の実は昔から日本で雑穀の一つとして食べられてきたお馴染みの食材です。
ヘンプミルクは日本ではまだまだ流通が少ないですが、欧米ではスーパーで手軽に入手しやすく、健康に良い飲み物として人気です。栄養面では、他の植物性ミルクでは摂ることのできない、必須脂肪酸であるオメガ3が豊富な点に注目しています。
まとめ
いかがでしたか?
植物性ミルクを使い分ける際には、味の好みや気分以外にも、栄養価や健康効果の面を考慮出来ると良いですね😋
この記事を書いた人
女性専用&子連れOKのパーソナルジム 『#サラトレ』池尻大橋本店のスタッフです!パーソナルトレーナーとして専門的な知識を持った私たちスタッフが日々のブログを更新します!