ダイエットと女性ホルモンについて②ープロゲステロンー

悩む女性

こんにちは!
池尻大橋にある女性専用&子連れOKのパーソナルジム#サラトレ池尻大橋本店 です🐣

前回の「ダイエットと女性ホルモン①ーエストロゲンー」に引き続き、女性ホルモンの1種である「プロゲステロン」について説明します。女性の皆さんは身体の中でどう言うことが起きているかを理解するために、男性は女性の身体の仕組みを理解し、1ランクUPしたジェントルマンな男性になるためにぜひご覧ください。




女性ホルモンとは?


前回に引き続きですが、こちらも復習のため記載します。

ホルモンは体内に100種類以上もあり、身体の色々な働きを調整する重要な物質です。骨や筋肉の成長、エネルギーの代謝、血圧、食欲や食物の消化などもホルモンの影響を受けています。ビタミンのように食物から栄養としてとるものではなく、脳やさまざまな器官でつくられています。女性ホルモンはそのうちのひとつで、女性らしい容姿を作り、妊娠や出産など女性特有の機能を整える作用を担っており、女性にとって無くてはならないホルモンです。

女性ホルモンは主に卵巣で作られ、その量は一生にわずかスプーン一杯程度という非常に微量ですが、女性の体に大きな影響を与えています。また、一生を通じて同じ量が出続けるのではなく、成長とともに増え、20歳代後半をピークに減少していきます。ちなみに「女性ホルモン」は総称であり、女性ホルモンに含まれるものとして「エストロゲン(卵胞ホルモン)」と「プロゲステロン(黄体ホルモン)」のそれぞれ異なる役割を行う2つのホルモンがあります。この2つのホルモンが約28日の周期で増減を繰り返すことによって月経が起こります。簡単に役割をお話しするとエストロゲンは「妊娠の準備」、「女性らしいカラダづくり」、プロゲステロンは「妊娠の準備・維持」といった役割です。

今回は、プロゲステロンついて詳しくお話ししていきます。

女性ホルモンのグラフ



プロゲステロンって何?

月経周期による日常生活ホルモンの変動と心身の不調

プロゲステロンは、排卵後に分泌される黄体ホルモンともよばれる女性ホルモンの1つです。エストロゲンによって肥厚した子宮内膜をふかふかのベッドのような状態にし、受精卵が着床しやすい状態をつくる妊娠の準備や妊娠状態の継続を助けるなどの役割があります。また、プロゲステロンには体内に水分や栄養をため込む働きがあるのでむくみやすくなったり、食欲を増進させる作用もある他、自律神経の動きも鈍り、イライラや精神的な不安定を招くこともあってダイエットには不向きな時期です。




プロゲステロンへの対策


精神的に不安定になりやすいプロゲステロン優位な時期の対策は複数考えられ、精神に安定をもたらすエストロゲンに似た働きをするエクオールの作り出すために大豆製品を積極的に取り入れたり、自律神経を整えるためにウォーキングなどの軽度な有酸素運やストレッチ、ヨガなどを取り入れることも効果的です。また、幸せホルモンのセロトニンを作り出すための材料として必要なトリプトファン、ビタミンB6、ナイアシン、マグネシウムなどを多く含む食事を取り入れることで精神的に安定させやすい状態を作ったり、根本的な腸内環境を整えてあげために食物繊維が豊富なきのこや海藻、野菜、果物などを積極的に取り入れつつ、発酵食品を取り入れて有用な腸内細菌を増やすことも対策の1つになるでしょう。このように間接的ではあるもののホルモンバランスを保つための方法はいくつか考えられるので、出来ることから初めてみるといいでしょう。




まとめ


▼プロゲステロンの役割
・受精卵が子宮内膜に着床しやすい状態にする

・乳腺を発育させる

・体内に栄養や水分をため込む

・基礎体温を上昇させる

・食欲を増進させる


▼プロゲステロンの特徴

・精神的に不安定になりやすくなる

・むくみやすくなる

・食欲をコントロールしづらくなる


▼分泌時期

排卵後~次の月経まで


▼プロゲステロンへの対策

・大豆製品を日常に取り入れる

・軽度な有酸素運動やストレッチなどに取り組む

・食生活を整える


この記事を書いた人

女性専用パーソナルジム#サラトレ

女性専用&子連れOKのパーソナルジム 『#サラトレ』のスタッフです!パーソナルトレーナーとして専門的な知識を持った私たちスタッフが日々のブログを更新します!

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