ダイエットと女性ホルモンについて①ーエストロゲンー

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池尻大橋にある女性専用&子連れOKのパーソナルジム#サラトレ池尻大橋本店 です🐣

今回は、女性のダイエットと密接に関わっている「女性ホルモン」について説明していきたいと思います。特に女性の皆さんは身体の中でどう言うことが起きているかを理解できていると対策もしやすいですし、男性の方は女性の身体の仕組みを理解してあげるだけで1ランクUPしたジェントルマンな男性になれると思うのでぜひご覧ください。




女性ホルモンとは?


ホルモンは体内に100種類以上もあり、身体の色々な働きを調整する重要な物質です。骨や筋肉の成長、エネルギーの代謝、血圧、食欲や食物の消化などもホルモンの影響を受けています。ビタミンのように食物から栄養としてとるものではなく、脳やさまざまな器官でつくられています。女性ホルモンはそのうちのひとつで、女性らしい容姿を作り、妊娠や出産など女性特有の機能を整える作用を担っており、女性にとって無くてはならないホルモンです。

女性ホルモンは主に卵巣で作られ、その量は一生にわずかスプーン一杯程度という非常に微量ですが、女性の体に大きな影響を与えています。また、一生を通じて同じ量が出続けるのではなく、成長とともに増え、20歳代後半をピークに減少していきます。ちなみに「女性ホルモン」は総称であり、女性ホルモンに含まれるものとしてエストロゲン(卵胞ホルモン)プロゲステロン(黄体ホルモン)のそれぞれ異なる役割を行う2つのホルモンがあります。この2つのホルモンが約28日の周期で増減を繰り返すことによって月経が起こります。簡単に役割をお話しするとエストロゲンは「妊娠の準備」、「女性らしいカラダづくり」、プロゲステロンは「妊娠の維持」といった役割です。

今回は、エストロゲンついて詳しくお話ししていきます。

女性ホルモンのグラフ



エストロゲンって何?

月経周期による日常生活ホルモンの変動と心身の不調

エストロゲンとは、女性ホルモンの1種で主に「妊娠の準備」「女性らしいカラダづくり」という役割があります。エストロゲンによって子宮内膜を増殖・肥厚し、受精卵を迎える準備をする役割があります。

また、エストロゲンは、血の巡りを良くして肌に潤いと弾力を与えるので若返りホルモンとも言われています。ほかにも骨密度を維持する働きや、自律神経のバランスを整え、気持ちを安定させるなど嬉しい作用があります。ただ、エストロゲンの分泌量は20代でピークを迎えて、徐々に分泌量は減少していきます。特に40代半ば以降は急激にエストロゲンが減ってしまうので身体に様々な不調を抱えやすいです。例えば、「ホットフラッシュ」と呼ばれるのぼせやほてりが起こりやすくなったり、肌のシワが増えたり、骨粗しょう症など、骨や関節の弱体化につながるうえ、血圧やコレステロールを上昇させ、生活習慣病リスクを高める可能性も指摘されています。




減少するエストロゲンへの対策


20代以降減少していくエストロゲンへの対策としては、大豆製品の摂取という方法があります。大豆イソフラボンを腸内細菌が変換することでつくられる成分にエクオールと言うものがあります。エクオールはエストロゲンによく似た働きを持っており、更年期の女性を対象とする試験では、毎日10mgのエクオールを12週間摂り続けることで、ホットフラッシュや首や肩の凝り、顔のシワの面積が改善されたという報告もあるので、特に女性は意識的に大豆製品を摂取していくことが必要です。

ちなみに、エクオール10mgを作るには約30mgの大豆イソフラボンが必要で、豆腐なら半丁程度、納豆なら1パックが目安になります。意外に達成可能な量だと思うので日々の食生活に大豆製品を取り入れるようにしてみてくださいね!(ただし、エクオールの効果を発揮させるには腸内環境が非常に重要です。食の欧米化&日本食離れによって腸内環境が乱れているとりエクオール産生能力が低くなってしまうので注意しましょう。)




まとめ


▼エストロゲンの役割

1.子宮内膜を厚くして、妊娠に備える
→卵巣内の卵胞(卵子を入れている袋)を成熟させ、排卵(卵子が卵巣から飛び出すこと)や受精、妊娠に備えます。

2.女性らしい身体づくり
→乳房の発育や、丸みのある身体をつくります。

3.自律神経の働きを安定させる。

4.コラーゲン産生をうながし、美肌を作る

5.血管、骨、関節、脳などを健康に保つ

▼エストロゲンの特徴

1.身体的・精神的な安定をもたらす

2.減少するとホットフラッシュなどの更年期症状や障害、骨量の低下、肌のしわの増加など

3.分泌量のピークは20代半ば

4.40代半ば以降に急激に減少(日本人の平均閉経年齢は50.5歳)

5.月経の終わりごろから排卵前に

▼分泌時期
1.月経の終わりごろから排卵前

▼エストロゲンの減少対策
1.大豆製品の摂取(豆腐なら半丁程度、納豆なら1パック/日)
2.腸内環境の改善(野菜・果物・きのこ・海藻や発酵食品などを積極的にとる)


この記事を書いた人

女性専用パーソナルジム#サラトレ

女性専用&子連れOKのパーソナルジム 『#サラトレ』のスタッフです!パーソナルトレーナーとして専門的な知識を持った私たちスタッフが日々のブログを更新します!

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